グルタチオンを多く含む食材17選!抗酸化・解毒作用とは?

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グルタチオンてご存じですか?

強力な抗酸化作用があり、人間の身体をサビつきから守ってくれる代表的な物質といわれています。

グルタチオンは体内で生成されるのですが、20代をピークに、65歳以降にはグッと減ってしまうのだそうです。

不足したグルタチオンを補う方法はあるのでしょうか?

この記事では、中でも近年注目されている抗酸化物質「グルタチオン」について、身近な食材からの摂取方法期待される効果について取り上げてみたいと思います。

目次

グルタチオンは体内で作られるもの?

グルタチオンはカラダ中の細胞内に存在するタンパク質で、アミノ酸が3つ連なってできる化合物です。

グルタチオンの特徴として、強力な抗酸化作用があり、人間の身体をサビつきから守ってくれる代表的な物質といわれています。

また、活性酸素によるダメージから体を守る抗酸化作用のほか、グルタチオンには解毒作用があるため、美容や健康にも非常に役立つ成分として知られています。

グルタチオンは元々体内でつくられますが、加齢とともに少なくなるのだそうです。

体内で生成されるグルタチオンは20代がピークといわれています。

それが加齢とともに体内では減少していき、65歳からはグッと減るのだそうです。

これが老化につながる原因ではないかと言われています。

子どもや若い方たちが元気なのはグルタチオンなどの抗酸化物質が体内で豊富につくられているからかもしれませんね。

反対に、グルタチオンが体内で作られなくなってるのでは、と心配になってしまった方、野菜などの食材からも摂ることもできますのでご安心くださいね。

グルタチオンの抗酸化作用や解毒作用とは?

そもそも活性酸素抗酸化・解毒作用とは、どういうことなのでしょうか?

活性酸素とは

人は空気から酸素を取り込み、生命活動に必要なエネルギーを生み出しています。

そして使われなかった酸素の一部は活性酸素に変わります。

活性酸素が多すぎる状態になると、遺伝子や脂質、体の組織までが酸化し、老化や生活習慣病といった疾病の原因になるといわれています。

よく「体のサビ」などと言われるものですよね。

体の酸化を進めるものはほかにも、紫外線、大気汚染、喫煙、飲酒など様々なものがあります。

抗酸化物質とは

こうした酸化の害から身を守るために、私たちの体の中ではグルタチオンなどの抗酸化物質が生成され、活性酸素を消去したり、酸化の害を受けた組織の修復を助けたりしているのです。

私達人間の体は素晴らしい防衛の仕組みがあるのですね。

しかし、この防衛の働きは、加齢とともにパワーダウンしてしまいます。

加齢に伴い体の抗酸化力が低下すると老化現象が進み、免疫力も低下しやすく、どうしても病気にかかりやすくなってしまいます。

そこで、食品などから抗酸化物質をとって補強することができます。

野菜果物などに多く含まれる抗酸化物質を摂取することが、免疫力をUPし、若々しさを保つためにポイントとなりそうですね。

なお、抗酸化物質は、グルタチオンの他にも、ビタミンCEカロチノイドポリフェノールなどが代表的なものとしてあります。

グルタチオンの働き

美白

グルタチオンは皮膚のシミに関する色素メラニンを消去すると言われています。

過酸化水素過酸化脂質還元するので、老化防止の作用が期待されており、美容クリニックなどで美白のための治療薬として利用されています。

二日酔いに

飲みすぎの後に起こる二日酔いは辛いですよね。

グルタチオンはお酒を飲んだ後にできる二日酔いの原因アセトアルデヒドを無毒化してくれます。

グルタチオンは、体内で解毒酵素がつくられる力を活性化する働きがあるため、肝機能を高める効果が期待できます。

老化防止

老化防止(アンチエイジング)は、からだのサビ=体内の酸化をいかに防ぐかが重要です。

このからだのサビ取りにグルタチオンが有効であるということがいわれています。

生活習慣病の予防

グルタチオンは過酸化脂質(動脈硬化や高血圧の原因にもなり得る)を還元するといわれます。

グルタチオンが持つ抗酸化作用で、活性酸素の増加を抑えることによって生活習慣病の予防に役立つのではないかと言われています。

眼病予防

グルタチオンは水晶体や角膜に多く存在しており、白内障や角膜疾患などの眼病に対する予防効果があります。

グルタチオンを補うことによって白内障の発症や進行を予防するほか、角膜障害を軽減させることが明らかになっています。

グルタチオンが配合されている点眼薬も販売されています。

 このほかにも、脳卒中や心筋梗塞、血管の若返り、糖尿病の予防、低血糖症、関節炎、アレルギーにも有効ではないかと言われています。

グルタチオンスゴイ働きに驚くばかりです!

グルタチオンを多く含む食材17選

グルタチオン肉類酵母など多くの食品に含まれており、日々の食事から摂取することができます。

毎日の食材を少し意識するだけで、グルタチオンを自然に摂取できたらいいですよね。

そこで、グルタチオンが豊富に含まれる食材を調査しました。

  • ほうれん草
  • くるみ
  • トマト
  • にんじん
  • キャベツ
  • きゅうり
  • かぼちゃ
  • ビーツ
  • アボカド
  • 牛レバー
  • キウイフルーツ
  • グレープフルーツ
  • マダラ
  • 赤貝
  • ブロッコリー
  • 小麦胚芽
  • パン酵母

ほうれん草に関しては、生のままの方がグルタチオンが豊富とのデータもあります。

生ほうれん草でサラダにしても良いですね。

様々な食材があるので、野菜スープにしたり、サラダにしたり、お味噌汁の具にしてもいいですね。

ちなみに私のオススメは野菜スープです。

コトコト煮込むことでかさが減り、たっぷりの野菜を食べることができますよ。

まとめ

グルタチオンは、美肌・美容に効果が期待できるだけでなく、

カラダ全体の抗酸化、そして肝臓もサポートしてくれる素晴らしい抗酸化物質です。

加齢により体内で生成される量は減りますが、食材から摂ることができますので、

ぜひ意識して毎日の食事に取り込んで免疫力もUPさせていきましょう。

<参考サイト:一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所:わかさ生活が運営するお役立ちサイト>

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