ロックユニットTM NETWORK(TMネットワーク)が2021年10月再始動するそうです。
TM NETWORK(TMネットワーク)といえば、80~90年代を代表する日本のロックユニットですので、ファンにとっては待ちに待った再始動ではないでしょうか!
この数年は活動されていなかったので、今の若い方はご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこちらのページでは、TM NETWORK(TMネットワーク)の名曲10選と、今後の活動詳細についてもご紹介したいと思います。
TM NETWORK(TMネットワーク)とは?
音楽プロデューサーとして有名な小室哲哉さん。
小室ファミリーをといえば、安室奈美恵さん、篠原涼子さん、華原朋美さん、TRF、globeなど、そうそうたる顔ぶれですよね。
その小室哲哉さんの原点ともいえるのが、ロックユニットTM NETWORK(TMネットワーク)です。
TM NETWORK(TMネットワーク) とは
TM NETWORK(TMネットワーク)は、1980~90年代を代表する日本のロックユニットで、小室哲哉(Key)、宇都宮隆(vo)、木根尚登(g)の3人組。
当時の新世代ロック・バンドとして「 Get Wild 」などの大ヒットでブレイクしました。
1980年代より、いち早くシンセサイザーミュージック、ダンスミュージックを大幅に導入した、いわばJ-POPロックの変革者ともいわれています。
その当時の小室哲哉さんは、あの渡辺美里さんにも楽曲提供していたことでも有名ですね。
TM NETWORK(TMネットワーク)はその後TMNと改名し、デビュー10年目となる1994年に終了宣言をしました。
小室哲哉さんは、ここから本格的に音楽プロデューサーとして活動を始め、「TKサウンド」と呼ばれたプロデュース曲は多くのヒットを飛ばしました。
TM NETWORK(TMネットワーク)としては、1999年再始動しています。
その後、2014年には約7年ぶりとなるアルバム『QUIT30』をリリースしていましたが、小室哲哉さんのスキャンダルなどもあり、TM NETWORK(TMネットワーク)も活動凍結されていました。
2021年10月から再稼働
数年の時を経て、2021年8月には、代表曲「Get Wild」が宝塚歌劇団雪組公演「CITY HUNTER」の劇中で使用されたことでもTwitterで話題になり、そのような中でいよいよ再始動のニュースとなりました。
この度の再始動に向けて、3人のコメントも発表されています。
小室哲哉さん(key)のコメント
音楽ナタリー2021年10月1日より
改めて、お騒がせし、ご心配やご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
今しばらく音楽をやらせてください。働かせてください。
体力は以前より後退しましたが、なにより音楽を創るアイデアとエネルギーは確実に進化していると感じています。TMはTMなりの活動をしたい。僕は僕なりの創作をしたい。
いろいろな過ちがあっても、まだやれると背中を押してくれる友がいる。待っていてくれるファンがいる。
これからの自分に残された時間にできること全てで、音楽で少しでも光を灯せたら。と、このコロナ禍に沢山の事を考え奮起致しました。毎日感謝でいっぱいです。この気持ちを忘れることなく、これからまた創作に励みます。
宇都宮隆さん(vo)のコメント
音楽ナタリー2021年10月1日より
6年ぶりにTM NETWORKとして、久しぶりに復帰した小室と音楽を通して向き合うことができ心強く感じました。それぞれの個性は何も変わらず、TM NETWORKの物語は、まだ続いているんだと、確信できた気がします。このような時期でもありますが、TMとして、初の試みの無観客配信LIVEを見てもらいたいと思います。
木根尚登さん(g)のコメント
音楽ナタリー2021年10月1日より
今まで事ある毎に言ってるから、聞き飽きてるかもしれないけど、歳を重ねる毎に強くなって行くんだ。
てっちゃんやウツに出会ったから、TMがあったから、こんなに長い間音楽ができたんだって。
あれから何十星霜、色んな事があったけど皆んなに支えられて今を迎えられたんだと思います。
そして、てっちゃんが戻って来てくれて僕に新たな挑戦を投げかけてくれる。
あーTMってこうしてやってきたんだと、プロデューサー小室哲哉を確信しました。
久しぶりに3人で音を奏でた時、心からそう思いました。
TM NETWORK(TMネットワーク)の名曲動画10選!
TM NETWORK(TMネットワーク)の名曲と名高い10曲をご紹介します。
ファンの方はもちろん、当時のTM NETWORK(TMネットワーク)を知らない世代の方も是非一度聴いてみてくださいね。
Get Wild(ゲットワイルド)
TM NETWORK(TMネットワーク)の代表曲とも言えるこの曲は、アニメ『シティーハンター』のエンディングテーマで有名ですね。
都会的で疾走感のある曲でシティハンターのイメージにぴったり。
2019年公開の『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』でもエンディングテーマとして起用されており、長い間愛させている名曲です。
SEVEN DAYS WAR(セブンデイズウォー)
1988年宮沢りえ主演で公開され大ヒットした映画「ぼくらの七日間戦争」の主題歌。
ファンだけではなく多くの人の記憶に残るTM NETWORK(TMネットワーク)の名バラードナンバーです。
「STILL LOVE HER (失われた風景)」
アニメ『シティーハンター2』のエンディング・テーマです。
BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)
今や伝説となっている名作アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主題歌として大ヒットを記録しています。
幅広い音楽ファンの支持を得て、 TM NETWORK(TMネットワーク) の作品の中でももっとも愛される楽曲の一つとして有名。
Human System
モーツァルトのピアノソナタ第11番の第3楽章「トルコ行進曲」のフレーズを引用しており、イントロのクラシックピアノが素敵!と言われています。
Self Control (方舟に曳かれて)
9枚目のシングルでこのグループの代表曲の一つとも言われています。
RESISTANCE
テレビドラマ『痛快! ロックンロール通り』主題歌です。
Be Together
鈴木亜美さんがカバーしてヒットした曲ですが、 TM NETWORK(TMネットワーク) の元祖のこの曲もまた一味違う雰囲気ですね。
Nights Of The Knife
デビュー10周年と同時に「TMN終了」を発表した日にリリースされた曲。
このイントロ聴いて瞬間に胸が苦しくなる、というファンもいるほど、ファンにとっては TM NETWORK(TMネットワーク) とのお別れの曲ともいえます。
TMの切なさなの真骨頂、文句なしのラストソングという声も。
Time To Count Down
こちらはmaxell カセットテープ「マクセルUD」 CMソング曲です。
カセットテープというのが時代を感じさせますね。
イントロの速弾きのピアノソロから始まるので、冒頭からのテンポが大好きという声も多いようです。
番外編 宇都宮隆さんはアニメ「進撃の巨人」主題歌ロックバンド達とも活動!?
ヴォーカルの宇都宮隆さんは、アニメ「進撃の巨人」主題歌で知られるLinked horizonのオルタナティブ・プロジェクトであるSound horizonの作品「Moira」(2008年)でもゲストボーカルで登場していました。
こちらは宇都宮隆さんご本人出演のライブ映像です。
新たなファン層が開拓されたのではないでしょうか!
TM NETWORK(TMネットワーク)新曲はどこで聴ける?今後の活動
TM NETWORK(TMネットワーク)の再起動の第一弾は『How Do You Crash It?』と題されたオリジナルライブ映像作品だそうです。
この映像作品は極秘に無観客で収録されたそうです。
6年ぶりの新曲「How Crash?」も披露されるようなので、気になりますね!
他にも「GetWild」「BE TOGETHER」「SEVEN DAYS WAR」などヒット曲を中心としたライブパフォーマンスが観られるようです。
テーマは
「Everyone makes mistakes, How do you crash it?
(直訳:誰もが間違いを犯す、どうやってそれを壊していく?)」
とのこと。
小室哲哉さんの波乱万丈な人生からも意味深なテーマですね!
まとめ
80~90年代を代表するロックユニットTM NETWORK(TMネットワーク)の名曲動画10選と今後の活動予定についてご紹介しました。
「誰もが間違いを犯す、どうやってそれを壊していく?」というテーマに沿って、どのように再起動していくのか、今後も楽しみですね!
最後までご覧いただきありがとうございました。