人気漫画「王様ランキング」がアニメ化もされて話題となっています。
その理由の一つに人間味あふれる登場人物たちの魅力が挙げられますが、中でも主人公の継母であるヒリング王妃が人気のようです。
「ヒステリックボインババア」とも呼ばれ、高圧的できつい印象のヒリング王妃ですが、なぜ人気があるのでしょうか。
この記事では、ギャップ萌えするヒリング王妃について、名シーンと共にご紹介します。
王様ランキングとは
『王様ランキング』(原作者:十日草輔氏)は累計発行部数150万部(2021年9月時点)を突破している人気漫画です。
2021年10月よりアニメ化されることになり話題となっています。
主人公は生まれながらに耳が聞こえず言葉も話せない非力な王子・ボッジ。
周囲から王の器ではないと蔑まされてきたボッジですが、カゲという友を得て人生が大きく動きだす物語です。
<あらすじ>
アニメ「王様ランキング」 公式サイトより
国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが〝王様ランキング〟である。
主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。
ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力であり、家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。
そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。
カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動きだす———— 。
<アニメ放送予定>
【王様ランキング】
2021年10月14日木曜日スタート
毎週木曜日 深夜24:55~
フジテレビ ノイタミナ他にて
※見逃し ⇒ 放送終了1時間後から、amazonプライムで配信されます!!
ヒリング王妃はヒステリックボインババア?
「王様ランキング」の面白さの一つに、魅力あるキャラクターがたくさん登場することが挙げられるのではないでしょうか。
中でも、主人公ボッジの継母であるヒリング王妃が好きだという声が多いようですね。
ヒリング王妃は、ボッス王国の現在の王妃で主人公ボッジの継母です。
ボッジの弟・第二王子ダイダの実母です。
ボッジの実の母は亡くなっており、ヒリング王妃が継母となっています。
一見とてもきつい性格でヒステリックな美女。
王妃としての尊厳を保とうとするがあまりに、高圧的な態度に出てしまっています。
すぐに「死刑よ!」というのもヒステリックと言われる所以でしょう。
スタイル抜群な美女でもあります。
誤解を受けやすい言動から、主人公ボッジの相棒カゲからは『ヒステリックボインババア』と呼ばれています。
「ヒステリックボインババア」はパワーワード!?
この『ヒステリックボインババア』という言葉、印象に残りますよね。
少し昭和感もある表現で、語呂もよく、思わず声に出して読みたくなるという声も!
一度聞いたら覚えるインパクトは、まさにパワーワードかもしれません。
ヒステリックボインババア:ヒリング王妃は優しい?名シーン
一見するとキツイ言動が目立つヒリング王妃は、本当はとても心優しい女性なのです。
物語が進むと、ヒリング王妃の真の姿が見えるエピソードが出てきます。
きつい言動の裏には、心から国や人々を思いやっているからこその思いがあり、
高圧的な態度とは裏腹に、本当はとても愛情深い性格の持ち主なのです。
ボッジの母になると決めたヒリング王妃
ボッジの母になると決めたヒリング王妃ですが、意思疎通しにくいボッジとコミュニケーションを図ろうと努力する姿が泣けます。
魔法で枯れたお花を生き返らせてボッジを喜ばせてあげたり。
魔法を使うと自分はクタクタに疲れるのに、ボッジの為に頑張るヒリング王妃が健気で可愛らしく感じてきます。
また、ボッジの継母ということで実子のダイダ(弟)を贔屓している?と思われがちですが、ヒリングは実は兄弟二人を差別していないのも素敵なのです。
ボッジを王にさせないようにしたのも実は深い理由があり、ボッジとダイダ、それぞれのためを思うからこそ。
ヒリング王妃は、ボッジの継母でありながら、心は本当のお母さんと言えるかもしれません。
ヒリング王妃は元僧侶
ヒリング王妃は元僧侶であり、ヒーリングの能力を持っています。
ヒーリング⇒ヒリングと、その名前の由来では?とも言われています。
回復呪文が得意で、ボッジや大切な人が怪我をしたときはとてもマズいマジックポーションを飲みつつ、自分はぐったりするまで相手を癒し続ける、本当に心優しい女性なのです。
髪型でイメージが変わるヒリング王妃
ヒリング王妃は髪型によっても印象が大きく変わります。
髪をアップにセットしている王妃スタイルのときは、クールできつい印象。
髪を下ろしているときのヒリング王妃は、優しい雰囲気が出ています。
王妃として意識が高いがゆえに、張り詰めた気持ちの中、国を守るため、国民を守るため、王子たちを守るために、人前にいるときは特に高圧的で厳しい言動になってしまうのだと考えられますね。
そう思うと、髪を下ろしているときのヒリング王妃こそが本当の姿のようにも思えてきます。
不器用にも思えるヒリング王妃のギャップに、愛おしささえ感じてきます。
嫌いな人はいないのでは?と思うほど、原作ファンからも人気が高いのも頷けますね!
最後に
一見すると意地悪な継母王妃というイメージのヒリング王妃。
「ヒステリックボインババア」などと言われていますが、実は心優しい愛情溢れた女性という、ツンデレギャップ萌え美女でした。
王妃としての尊厳、母親としての愛情の間のそのギャップにハマる方が続出するかもしれません。
他にも魅力的な登場人物がたくさん出てくる「王様ランキング」は、勇気がもらえる冒険ファンタジーです。
今後の展開も楽しみですね!
最後までご覧いただきありがとうございました。