秋篠宮家の長女眞子さまと2021年10月26日にご結婚することがわかった小室圭さん。
婚約者である小室圭さんに関する様々な情報が明らかになってくる中で、小室圭さんの愛読書は『ねじまき鳥クロニクル』だということがわかりました。
小室圭さんは主人公と自分の境遇を重ね合わせていたという話もあります。
愛読書とされる『ねじまき鳥クロニクル』とはどのような内容の本なのでしょうか。
この記事では小室圭さんの愛読書『ねじまき鳥クロニクル』について簡単な内容と、主人公と小室圭さんと似ているのかどうかご紹介します。
小室圭さんの愛読書は『ねじまき鳥クロニクル』
眞子さまの婚約者、小室圭さんはどのような方なのでしょうか。
その人となりのヒントとなる愛読書がわかりました。
小室圭さんの愛読書は『ねじまき鳥クロニクル』だそうです。
2017年当時まだ日本で勤めていた頃の小室圭さんの様子が記されていました。
正午過ぎ、横浜市内の自宅マンションを出た小室さんは電車を乗り継ぎ、1人赤坂駅へと向かった。電車内で読んでいた本は村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』。後にわかったことだが、小室さんはこの本が大のお気に入りだそうで、毎日同じ本を読み込んでいたという。
文春オンライン2021年9月28日(火)記事より
愛読書は自分の性格や考え方、主義主張があらわれやすい物のひとつと言われます。
相手がどんな性格かを知りたければ、どんなジャンルの本が好きかを聞いてみればヒントになることも多いですよね。
小室圭さんは『ねじまき鳥クロニクル』主人公と自分を重ね合わせていたという話もあります。
愛読書とされる『ねじまき鳥クロニクル』とはどのような内容の本なのでしょうか。
『ねじまき鳥クロニクル』はどんな話?
『ねじまき鳥クロニクル』は、村上春樹さんの代表的長編小説で、海外からの評判も高い名著です。
飼い猫の失踪を機に日常が狂い始めた主人公が、姿を消した妻を取り戻すため、密かに世の中の「悪」と対峙する物語。完結までに約4年半かかった「村上春樹の最高傑作」とも言われる作品です。
ホンシェルジュ
異次元世界の話とも言われていますが、あらすじはこちらです。
法律事務所の下働きを辞めて日々家事を営む「僕」と、雑誌編集者として働く妻「クミコ」の結婚生活は、それなりに平穏に過ぎていた。しかし、飼っていた猫の失跡をきっかけにバランスが少しずつ狂い始め、ある日クミコは僕に何も言わずに姿を消してしまう。僕は奇妙な人々との邂逅を経ながら、やがてクミコの失踪の裏に、彼女の兄「綿谷ノボル」の存在があることを突き止めていく。
Wikipediaより
『ねじまき鳥クロニクル』を読んだ人たちの感想は
- 読む度に感想が変わり、読む程に面白くなっていく。
- 時間も空間も越えて、物語のなかに引き込まれました。一番好きです。
- 何度も読みたくなる、名作だと思います。序盤で挫折してしまいました。
- 言いたい事は何と無くわかるのだけれど、抽象的過ぎてついていけない……。
- 難解な内容で何回読んでも理解できませんでした。けれど読み終わったあと不思議な達成感はありました。
といった声がありました。
難解だけれども、その世界に引き込まれるとどんどん面白くなっていくのかもしれませんね。
さすが「100分de名著」に取り上げられるだけありますね!
読んだことのない方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
三部作になります。
『ねじまき鳥クロニクル』は2020年に門脇麦さんら出演で舞台化もされ、話題となっていました。
また、NHK「100分de名著」でも2021年11月放送分で『ねじまき鳥クロニクル』が予定されていましたが、事情により延期となったようです。
新たな放送予定がわかりましたらお知らせしますね。
小室圭さんと『ねじまき鳥クロニクル』の主人公は似てる?
小室圭さんは、『ねじまき鳥クロニクル』主人公の境遇と自らを重ね合わせていたところがあるそうです。
主人公との共通点
主人公(僕=岡田亨)はどのような人物設定なのでしょうか。
僕(岡田亨、おかだ とおる)
以前は法律事務所の事務員をしていたが、現在は無職。
叔父から安く借りている世田谷の家で、妻と猫と住んでいる。
30歳で身長172cm、体重63Kg。
カラマーゾフの兄弟の名前をすべて言え、炊事、洗濯、掃除などの家事や水泳を好む。
Wikipediaより
早速、小室圭さんと主人公、岡田亨の共通点が見つかりました。
- 元・法律事務所の事務員(小室圭さんは日本で法律事務所のパラリーガル(法律事務)をしていました)
- 無職(小室圭さんもアメリカ留学中は無職でしたね)
- 30歳(小室圭さんは2021年10月現在30歳)
- 身長172cm(小室圭さんの身長は171cm前後?と推定)
ピアノやバイオリンをたしなみ、滞在中のアメリカでも英語力や論文作成能力とともにその腕前が知られている小室圭さん。
教養も高そうなので、主人公のように「カラマーゾフの兄弟の名前」もすべて言えそうな気がします。
ここまでで、小室圭さんと主人公、岡田亨は共通項が多いことがわかりました。
また、小室圭さんが『ねじまき鳥クロニクル』を愛読していた様子は2017年頃の取材時のことのようですが、4年の時を経て、当時よりもさらに条件に共通点がみつかっているのは不思議ですね。
小室圭さんはこの本を何度も繰り返し読んでおられたようなので、主人公に共感すればするほど似てくるのかもしれません。
主人公のセリフから読み解く
主人公、岡田亨のセリフからも心の内のヒントが得られるかもしれないのでピックアアップしてみました。
もし僕に何か強みがあるとしたら、それは失うべきものがないという点だった。(岡田亨)
『ねじまき鳥クロニクル 鳥刺し男編』
金には名前はありませんからね。(岡田亨)
『ねじまき鳥クロニクル 鳥刺し男編』
「失うものがない」「金に名前はない」など、ドキッとするセリフですね。
また、主人公、岡田亨はこのようなセリフも言っています。
あるいは僕は負けるかもしれない。僕は失われてしまうかもしれない。どこにもたどり着けないかもしれない。どれだけ死力を尽くしたところで、既にすべては取り返しがつかないまでに損なわれてしまったあとかもしれない。
~中略~
『ねじまき鳥クロニクル 予言する鳥編』
「これだけは言える。少なくとも僕には待つべきものがあり、探し求めるべきものがある」
このような気持ちで約4年もの時を乗り越えたのかもしれませんね。
『ねじまき鳥クロニクル』の中には、他にも「待つ」「時間をかける」ことについての名セリフがあります。
流れというのが出てくるのを待つのは辛いもんだ。しかし待たねばならんときには、待たねばならん。そのあいだは死んだつもりでおればいいんだ。
『ねじまき鳥クロニクル 泥棒かささき編』 本田さん
時間をかけることを恐れてはいけないよ。たっぷりと何かに時間をかけることは、ある意味ではいちばん洗練されたかたちでの復讐なんだ。
『ねじまき鳥クロニクル 予言する鳥編』 岡田亨の母方の叔父さん
愛読書『ねじまき鳥クロニクル』を何度も読み込まれていた小室圭さん。
登場人物たちのセリフが頭に入っていてもおかしくありません。
約4年もの間、どのようなことを考えて過ごされていたのでしょうか。
もしかしたら『ねじまき鳥クロニクル』の登場人物たちの言葉に励まされていたかもしれませんね。
最後に
小室圭さんの愛読書とされる『ねじまき鳥クロニクル』の簡単な内容と、主人公と小室圭さんと似ているのかどうか調査しました。
共通項が多くて驚きましたね。
「100分de名著」にも取り上げられる予定の村上春樹さん代表作『ねじまき鳥クロニクル』。
一度読んでみてはいかがでしょうか!
最後までご覧いただきありがとうございました。